人間的な成熟
人間的な成熟を高めるには、苦労を買ってでもする習慣を心がけることとするならば、
健康的な成熟を高めるのも、同じく苦労を買ってでもするということになります。
苦労というストレスの存在は、健康的にも人間的にも成熟度を高めてくれる存在ではないかと感じます。
ただ苦労と言っても無理矢理で嫌な苦労はプラスどころかマイナスになります。
苦労を買ってでもという言葉通り、選択肢は自分にあって自身が買うということなので、無理矢理感はないものとします。
例えば仕事で人から罵倒されたり大変な仕事をおしつけられた場合は、
嫌々やるのではなく、それは流れだと理解して、風に吹かれるままに粛々とこなすように勤めるとすれば、苦労を買うことになりますので、
そういった苦労は成熟を高めてくれますが、
なんだよ、嫌な仕事を振りやがってといった捉え方では買うことではなく売られることになります。
体の成熟を高めてくれる苦労においても、苛立ちのあるストレスでは、プラスにはなりません。
苦労を買うということは、自らが自身にストレスを与えることと定義できるものだと感じます。
それは健康で例えればストレスを体に補充する習慣を身につけることとなります。
面倒でもやらないといけなくて、苛立ちはないけど、生きるためには仕方のないと思える行動を欠かさずやり続けること。
例えば私は、寝ている間ずっと足裏シートを背中に敷いて寝ています。
そうすると足裏シートのボコボコが背中に突き刺さって痛みで夜中に何度か目が覚める。
下駄を履くことで履き辛さや鼻緒が指にえぐるような痛みや、
人から見られて恥ずかしいことなど、下駄を履いていることで様々なストレスが舞い込んでくる。
他にも甘いものを食べたいと思たときに、あえて苦手な酸っぱい柑橘系の果物を食べたり、
足に尖った異物を挟めて足首に巻いて日常を送ったり、食べることに制限をかけて空腹に耐えたりしてストレスを体に与えるように心がけています。
そういった自分で買った苦労は体の成熟度(健康的)を高めてくれる存在になります。
体の成熟も心の成熟も同じ原理で繋がっていると感じます。
しかし現在の世の中は、苦労を買うよりも苦労を売る方向に進んでしまっていると感じます。
縛りや制限や差別やパワハラを減らし、より便利により効率よくすることを良しとする時代が進み、
それにより病気や人間的脆弱性に拍車をかけてしまっているようにも感じます。
そういった流れが人間的にも肉体的にも精神的にも弱まってしまうことを知りながら、
それを策略のもと計画されているように思えてならない。
要するに弱めることで得をする人がいるということなのかもしれませんね。
それに気がつかず楽な方向、ストレスのない方向に進み、今だけ自分だけお金だけの世の中にさせられてしまっているように感じてならない。
最後に一言。
辛いからやりたくない避けたいという心理は人間であるがゆえ致し方ないのかもしれません。
しかし苦労をすることで大切な何かを得るとするならば、その苦労はしてもよいのではないか。
その原理を知らないまま生きる方が最終的には損をすると感じます。
ただその苦労は怒りの矛先のない苦労に限ると感じます。
苛立ちや怒りにはマイナスはあってもプラスは望みにくいと感じます。
だからこそ怒らない苛立たないようにするための工夫が幸せに生きるにはとても重要なのだと感じています。
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